庚申塔物語

平野實氏

平野實氏

平野實氏(故人)は練馬郷土史会のリーダーで、庚申懇話会の創立に関わった。 平野氏とは庚申懇話会の例会で顔を合わせた程度で、特別な交遊がない。 死後、杉山教授の奔走で『庚申信仰』が角川選書の1冊として出版された。 これには、多摩地方の次の庚申塔が載っている。

年銘西暦特徴塔形所在地
寛文5年1665「南無阿弥陀仏 甲辛供養」板碑型武蔵野市吉祥寺東町 安養寺
寛文6年1666青面金剛(2手)・三猿光背型三鷹市中原4 庚申堂
寛文13年1673日月「奉待庚申之人族」ニ鶏・三猿笠付型多摩市関戸 路傍
享保13年1731「奉供養庚申待爲現當二世安楽也」笠付型三鷹市上連雀7 神明社
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